不衛生な衣服は健康に害がある?

えのもとの独り言  |

多くの家庭では、毎日衣服を洗濯すると思います。コートのような上着ならばともかく、シャツや肌着などは、あまり汗をかかない冬でも、毎日洗いますよね。実は、これはとても大切なことです。

衣服につく汚れは、「外からつく汚れ」と「体からつく汚れ」の2種類に分類されます。前者はホコリや食べこぼしなど、後者は汗や皮脂などが、その一例です。これらの汚れが付着した衣服をそのまま放置して、再び着てしまうと、皮膚トラブルや病気の原因になることをご存じでしたでしょうか。

不衛生になった衣服には、ダニやカビ、ノミ、雑菌が大量に繁殖します。これらが原因で肌が荒れたり、ニキビができたりする場合があります。たとえば、外には着ていかないパジャマでも、寝ている間にかいた汗によって、皮膚トラブルの原因になるダニ・カビ・ノミ・雑菌が繁殖します。

また、体に傷があると、傷口から雑菌などが入り込んで、感染症を引き起こすこともあります。ですから、衣服を衛生的に保つことは、健康に生活するためにとても大切です。これは、医者の制服に「スクラブ」が増えつつあることからも分かります。

医者といえば、裾の長い白い制服を着ている姿を思い浮かべる方がほとんどでしょう。これを「ドクターコート」と言います。実際に医療機関に行くと、このドクターコートを身に纏った医者や看護師をよく見ますね。しかし、近年はドクターコートだけではなく、制服として「スクラブ」を着用する医療機関が増えています。

「スクラブ」とは、「ごしごし洗う」という語源を持っている医療用の衣服です。見た目は普通のTシャツのようですが、丈夫なので、強く洗っても生地が傷みにくい点が特徴です。また、着替えが簡単で、ドクターコートと比較して安価です。そのため、特に衛生面に気を遣う必要があり、衣服の消費が激しい医療現場では、スクラブを制服に選ぶことが増えているのだそうです。

ドクターコートは、着ていれば一目で医者と分かる安心感があります。にもかかわらず、スクラブを選ぶ医療機関があるということから、衣服を清潔に保つことの重要性が分かります。毎日の洗濯が面倒だと思う方もいるかもしれませんが、健康的な生活を送るためにも、汚れた衣服はきちんと洗いましょう。

医療関係の方で、ドクターコートとは別にスクラブを購入しようと考えている方は、洗濯に強いインクを使った「シルクプリント」を利用すれば、強く洗っても生地が傷まないという特徴を殺さない、洗濯しやすいオリジナルスクラブを作ることが可能です。刺繍で名前を入れてもらうほか、可愛らしいロゴやキャラの刺繍を入れてもらうこともできます。小児科医など、小さい子どもと接することが多い方におすすめです。スクラブだけではなく、ドクターコートにも同様の加工を依頼できますので、医療関係の方でオリジナル制服の制作をご希望の方は、ぜひアルファユニの公式ホームページをご覧ください。

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