睡眠の重要性といびきの問題

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睡眠の重要性といびきの問題

人にとって睡眠は、心と体の両方にとって重要な存在です。しかし、近年の日本では、睡眠時間が減少しつつあり、その障害について懸念されています。今回は、睡眠の重要性と、睡眠を妨げる原因の一つである「いびき」について解説していきます。

睡眠の重要性

そもそも睡眠とは、1日何時間取ればよいかご存じですか?実は、明確な基準は存在しておらず、人によって変化する、というのが近年の見解です。例えば、今までは理想的な睡眠時間は8時間程度だと言われていましたが、実はこれは正しくないのだとか。

8時間程度の睡眠が必要になるのは、15歳まで。25歳では7時間程度、60歳を超えると6時間程度と、年齢に応じて、必要な睡眠時間はどんどん少なくなっていきます。年齢に関わらず、個人差もあるようで、ある人は6時間程度の睡眠でこと足りますが、10時間程度の睡眠が必要という人も少なくありません。

睡眠は、脳を休ませる役割や、記憶固定、免疫機能の増幅と言った、人が生きる上で重要な役割を果たしています。そのため、自分にとって適切な睡眠を取り、生活をしていくことが重要になります。しかし、睡眠を妨げてしまうものも存在します。それが、いびきです。

睡眠の妨げとなるいびきとは

いびきとは、寝ている間に大きな音を立ててしまう症状です。

いびきをかく睡眠をしてしまうと、十分に眠ることができず、睡眠が持つ疲労回復などの効果を得られません。そうすることで、朝すっきりと目覚められなかったり、日中極度な眠気に襲われてしまったりなどの支障が出てきます。

いびきの中には無害なものもありますが、治療が必要なものも存在します。そのうちの一つが、「睡眠時無呼吸症候群」です。睡眠時無呼吸症候群とは、舌がのどの奥に落ち込んでしまうことで、低呼吸の状態が続いたり、呼吸が止まってしまったりする病気です。

睡眠中に十分な呼吸ができないため、脳や身体に悪い影響を与えることもあり、治療が必要だと言われています。

いびきの治療法

睡眠時無呼吸症候群を原因とするいびきの治療法は、いくつかあります。例えば、肥満の方はのど周りに脂肪がついており、気道が狭くなっています。その場合は肥満を解消するような、生活指導が行われます。

他の方法では、レーザーを用いた治療が行われます。レーザーを口蓋垂に照射して引締めさせることで、切開などをすることなく、気道を確保するというものです。この治療法は、「パルスサーミア」といい、IBIKI MEDICAL CLINICという、いびき治療に特化したメニューを取り扱う病院のオリジナル治療法です。ダウンタイムなどがほぼなく、施術後も通常通りの生活を送ることができるため、現在注目を集めています。痛みがほぼないため、働いている方や、痛みが苦手という方におすすめです。

より詳しい解説は、こちらでご覧いただけます。
おすすめのいびき治療「パルスサーミア」について

いびきは、周りに迷惑をかけてしまうだけでなく、自分の身体にも負担がかかるため、早期に治療することが求められます。気がついた時点で、専門医に相談をして、治療を行ってください。

ベッドで寝ている子供の写真
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